eFootball2025では様々な戦術スタイルが選択できるが、その中でも「ポゼッション」は極めて繊細で、扱いを誤れば機能しない戦術だ。
「ボールを保持すること」自体が目的になってしまえば、単なる無意味なパス回しに終わる危険もある。
しかし、的確に意識するポイントを押さえれば、ポゼッションは攻撃も守備も高次元で安定させる万能戦術となり得る。
この記事では、eFootball2025でポゼッション戦術を上手く機能させるために意識すべき要点を、データと実践知を交えて整理する。
1.ポゼッション成功に影響する主要データと傾向
2025年のアップデート以降、ポゼッション戦術の有効性は高まっている。
事実、オンライン上位100人のうち約60人がポゼッション志向の布陣を採用しているという統計があり、特に4-3-3や4-2-3-1の形が主流だ。
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平均パス成功率は上位勢で88〜93%(全体平均は80%台前半)
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1試合あたりのパス本数は上位勢で500〜600本(通常は300〜400本)
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平均ポゼッション率は60%以上が標準ライン
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被カウンター率の低さが特に顕著(守備のリスク管理の上手さ)
これらの数字から見えるのは、「パス本数が多いだけでは勝てない」という事実である。
実際に、ポゼッション率70%でもシュート数で大きく劣るユーザーは少なくない。
つまり、ボールを持つ時間と、チャンスを作る動きが両立できて初めて、ポゼッション戦術は効果を発揮するのだ。
出典:Youtube(GOAT football tactics)
2.パスをつなぐだけでは意味がない
ポゼッション戦術を支えるのは「意図あるパスワーク」だ。
単なる横パスやバックパスの応酬では、相手にプレッシャーを与えることも、守備を崩すこともできない。
以下の3つのポイントが特に重要となる。
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パスの「角度」を意識する
→ 斜めに通すことで相手の守備ブロックを崩しやすくなる。 -
「第三の動き」を入れる
→ 2人目・3人目の連動した動きがあると、ワンタッチで抜けるパスが活きる。 -
攻撃と守備の切り替えの速さ
→ ポゼッション崩壊の原因の多くは、ロスト後の対応の遅れ。リトリートの判断が鍵。
また、フォーメーションごとにポゼッションに向いている選手配置というものも存在する。
例えば、CMF(中央ミッドフィルダー)に「リンクプレーヤー」タイプを置くことで、全体のパス循環がスムーズになりやすい。
逆に、ST(セカンドトップ)を使うフォーメーションでは縦に急ぎすぎてしまい、ポゼッションが続かないことが多い。
3.「支配」ではなく「準備」としてのポゼッション
誤解されがちだが、ポゼッション戦術の本質は「相手を圧倒すること」ではなく「最適なタイミングを待つ準備」にある。
相手が引いて守るなら無理せず揺さぶり、ラインが上がってきた瞬間を狙って縦パスで一気に崩す。
この「間の作り方」がポゼッションの最大の強みであり、カウンター型とは真逆の知性が求められる。
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スローな展開を恐れない
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リズムの緩急を自分で作る
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ボールを持っていても焦らない(特に後半リード時)
ポゼッションで勝つプレイヤーは、チャンスがなければ仕掛けない。
その代わり、チャンスと見れば躊躇なくスピードアップする。
この「緩急のスイッチ」こそが、勝ち切れるポゼッションの特徴だ。
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まとめ
eFootball2025のポゼッション戦術は、ただボールを回すだけでは機能しない。
重要なのは、的確な配置・判断・連携によって意図のあるパスを展開し、相手のスキを見逃さず突く力である。
パス数や支配率は指標にはなるが、本当の意味で試合をコントロールできているかを意識することが、上達の鍵となる。
次に試合をプレイするときは、ただ回すのではなく、「何のためのポゼッションか?」を問いかけながら操作してみてほしい。
SNOWさんが思うこと
ポゼッションサッカーやりたい、ペップバルサみたいな、っていきなりできるわけないですよね、ゲームでも。
サッカーの最終形態といっても過言ではないらしい真のポゼッションサッカーですから、そりゃもう大変な練習が必要だと思います。
今日はとりあえずポゼッションサッカーで勝てる時も当然あると思うけど、ペップバルサ目線でいうと「いや一日www」って言われると思います。
失敗して当然、やるなら年単位で練習して、身につけられたらDivision1も夢じゃないと思います。