2025-26シーズンの欧州5大リーグ(プレミア・リーグ1・セリエA・ラ・リーガ・ブンデス)がいよいよ開幕します。
この記事では全クラブの監督・戦術・主力・補強状況・強み弱み・順位予想などの概要を一挙に解説。
最新の移籍市場情報を基にしたシーズン展望を、8月14日時点の情報でまとめました。
※監督名やリーグ概要は、各国の公式ページや直近のニュースを参照しました。
EPL 2025-26シーズン展望
2025年8月17日に開幕するプレミアリーグ。
優勝争いの軸はマンチェスター・シティとアーセナルですが、夏の補強で戦力を整えたリヴァプールやチェルシーも上位を狙います。
UCL出場権は上位4クラブに与えられます。
戦力的には、選手層の厚いシティが最有力、本命アーセナル、対抗リヴァプールという見方が多くなっています。
アーセナル
アルテタ監督が率いるポゼッション型4-3-3。
サカ、ウーデゴール、ライスらを中心に、適応力の高いウイングや若手MFを加えました。
戦術理解と攻守のバランスが強みですが、CFの層が薄いのが課題。
予想は2位前後で、UCLベスト8を目指します。
アストン・ヴィラ
エメリ監督の4-4-2守備重視型。
ワトキンス、ドウグラス・ルイスが攻守の要で、左SBやCBを補強。
堅守とカウンターに強みがありますが、得点力不足が課題。
中位〜上位で欧州カップ圏内を狙います。
AFCボーンマス
イラオラ監督のハイプレス4-2-3-1。
ソランケ、クライファートを中心に、中盤の質向上を狙った補強を実施。
前線からのアグレッシブなプレスが特徴ですが、経験不足で残留争い濃厚。
ブレントフォード
アンドリュース監督の3-5-2。
トニーとムベウモが主力で、セットプレー強化のため大型FWを獲得。
組織的な守備は安定していますが、選手層は薄く、中位予想。
ブライトン & Hoveアルビオン
フルツェラー監督がビルドアップ重視の3-4-3を採用。
ブオナノッテ、マンテロら若手が台頭し、守備も補強しました。
高い技術を持つ一方、若さゆえの不安定さがあります。
バーンリー
パーカー監督の直線的4-2-3-1。
ブラウンヒル、ロートンらに加え、プレミア経験者を複数補強。
堅実なMF陣が魅力ですが、得点力が課題で残留争い必至。
チェルシー
マレスカ監督のポゼッション・フットボール。
パーマー、エンソ・フェルナンデスら若手を中心に、CBの世代交代とFW補強を実施。
高い個人技が光りますが、若手中心で波があるためトップ4争いに挑みます。
クリスタル・パレス
グラスナー監督の3-4-2-1。
エゼ、ゲイヒらに加えてサイドを補強。
堅守カウンターが持ち味ですが、攻撃の幅が狭く、中位予想。
エヴァートン
モイーズ監督がコンパクトな4-5-1を構築。
カルバート=ルーウィン、オナナらが主力で守備陣を補強。
経験豊富な守備組織は強みですが、財政難が足かせとなり残留争い濃厚。
フラム
シウヴァ監督の攻撃的4-2-3-1。
ミトロヴィッチ、パローニアらを軸にCBを補強。
フィジカルとセットプレーに強みがある一方、後方の脆さが課題で中位予想。
リーズ・ユナイテッド
ファルケ監督のポゼッション4-2-3-1。
ルター、クラッセンらに加え経験豊富なDFを獲得。
攻撃力は魅力ですが守備が不安で、昇格1年目は残留が目標。
リヴァプール
スロット監督がハイプレス4-3-3を採用。
ファン・ダイク、アーノルド、ヴィルツら強力な陣容で、大型補強にも成功。
攻撃力と前線プレスが武器ですが、CB層の薄さが課題。トップ3、UCL有力候補です。
マンチェスター・シティ
グアルディオラ監督のポゼッション4-3-3。
ハーランド、デ・ブライネ、フォーデンらに加え守備の若返りとウイングを補強。
完成度の高いスタイルと層の厚さを誇りますが、連覇のプレッシャーも伴います。
優勝候補の筆頭。
マンチェスター・ユナイテッド
アモリム監督の3-4-3または3-5-2。
ラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデスら前線は豪華で、守備も刷新。
ただし監督スタイルへの適応に時間がかかる可能性があります。
トップ4争いに参戦。
ニューカッスル・ユナイテッド
ハウ監督の4-3-3。
イサク、ギマランイスら強力な前線に加え、中盤を補強。
ホームの雰囲気が大きな強みですが、欧州戦との両立が課題。
トップ6圏内を狙います。
ノッティンガム・フォレスト
エスピーリト・サント監督の5-3-2。
ギブス=ホワイト、ムリージョらを中心に守備的補強とFWレンタルを実施。
守備は安定していますが、攻撃の幅が狭く残留争いが濃厚。
サンダーランド
ル・ブリ監督の4-3-3。
ジャカ、ル・フェ、グイウらを中心に昇格に伴い10人以上を補強。
経験豊富なMFとユースを融合しますが、新戦力の適応が鍵で降格候補。
トッテナム・ホットスパー
フランク監督がハイブリッド3バックを採用。
マディソン、リシャルリソンらに加え攻撃的WGを補強。
柔軟な戦術と速攻が魅力ですが、守備の安定感に課題。
トップ6を狙います。
ウェストハム・ユナイテッド
ポッター監督の可変3-4-2-1。
ボーエン、パケタらに加え中盤の創造性を高める補強を実施。
戦術の柔軟性が武器ですが、守備の脆さが懸念され、中位予想。
ウォルヴァーハンプトン
ペレイラ監督の4-3-3。
クーニャ、ペドロ・ネトらに加えスペインからテクニカルなMFを獲得。
ドリブル主体の攻撃が特徴ですが、守備陣の層が薄いのが課題。