年の瀬を締めくくる競馬のグランプリレース、有馬記念(netkeiba.comのサイトはこちら)。
いまは2歳馬のG1、ホープフルステークスが年の瀬のラストG1ですが。
歴史ある有馬記念、僕が初めて見たのはナリタブライアンが勝った年のレースでした。
また見たいレースもあって、せっかくなので一気に35年分振り返ってみたいと思い記事を書いてみました。
2022年 イクイノックス
予想よりはるかに強い競馬で1番人気に応える、馬名の意味は「昼と夜の長さがほぼ等しくなる時」なんだそうです。
2021年 エフフォーリア
ダービー2着以外はすべて勝ち切った3歳時のラストラン、その後スランプになったけどまた復活なるか。
2020年 クロノジェネシス
混戦ムードの有馬記念を1番人気で制す、いつも勝ちまくってたわけじゃないけど長く活躍した名馬でした。
2019年 リスグラシュー
とにかく好走し続けて、最後にG1を3連勝で有終の美を飾って引退、名前だけ見たら牡馬と思うけど牝馬です。
2018年 ブラストワンピース
こちらは牝馬みたいな名前だけど牡馬、今見ても牝馬かな?と思ってしまうけど、グランプリレースで最高の競馬を見せました。
2017年 キタサンブラック
最初の2レース以外はすべてG2以上のレースでG1も7勝してるキタサンブラック、勝つと北島三郎さんの演歌が聴けました。
2016年 サトノダイヤモンド
めちゃくちゃ強かったキタサンブラックをさらに強いサトノが差し切る、死力を尽くした好レースでした。
2015年 ゴールドアクター
大混戦の有馬記念、このために生まれてきたゴールドアクターが制覇、鞍上の吉田騎手も驚いたんじゃないでしょうか。
2014年 ジェンティルドンナ
牝馬での有馬記念制覇、ドバイシーマクラシックも勝ったジェンティルドンナ、牝馬としては歴代最強ですね。
2013年 オルフェーヴル
3年連続ステイゴールド産駒というか2年ぶり制覇のオルフェーヴル、最強の座は譲らない圧勝劇でした。
2012年 ゴールドシップ
ステイゴールドの名種牡馬の地位を確実にした飛びの大きな芦毛のスーパーホース、G1はオルフェと同じく6勝でした。
2011年 オルフェーヴル
ステイゴールドの最高傑作と言って良いでしょう、G1を6勝と凱旋門賞2着が2回というモンスターホースでした。
2010年 ヴィクトワールピサ
武豊騎手からミルコに乗り替わって勝利、その後ダートのドバイワールドカップにも勝ってしまうという常識破りの馬でした。
2009年 ドリームジャーニー
前年のダイワと対称的に、スタート出遅れて追い込んでの勝利、年末の夢にふさわしい好レースになりました。
2008年 ダイワスカーレット
牝馬がメキメキと強さを発揮し始めた時期でしたが、ついに有馬記念を37年ぶりに制覇して万馬券も出ました。
2007年 マツリダゴッホ
グランプリだからマツリダが勝ったんだ、って他の年の勝ち馬はマツリっぽい名前入ってないのになぜか説得力がありました。笑
2006年 ディープインパクト
サンデーサイレンスの最高傑作と言われ、種牡馬になってもその期待に完全に応えきった日本で歴代最強かもしれない名馬です。
2005年 ハーツクライ
G1でなかなか勝ち切れずやっと有馬で勝ったと思ったらドバイシーマクラシックも勢いで勝っちゃうトンデモな名馬でした。
2004年 ゼンノロブロイ
天皇賞、ジャパンカップ、そしてこの有馬記念と秋のG1を3連覇、一瞬の輝きが印象に残る名馬でした。
2003年 シンボリクリスエス
名手オリビエ・ペリエと2年連続、このクラスで9馬身差のレースってなかなか見られるもんじゃないです。
2002年 シンボリクリスエス
クラシックであと一歩だったけど、古馬のG1になると完全に開花して有馬記念も勝ち切ってしまいました。
2001年 マンハッタンカフェ
強さの中に儚さもあるような短いキャリアでしたが、G1は3勝と堂々たる成績と最後は凱旋門賞にも挑戦しました。
2000年 テイエムオペラオー
ミレニアムのグランプリホースらしい華やかなテイエムオペラオー、主要なレース総なめにして賞金王にも輝きました。
1999年 グラスワンダー
1999年も一年通してぶっちぎりの強さで有終の美も飾る、その後不調から失速して宝塚で引退となりました。
1998年 グラスワンダー
外国の馬旋風が吹き荒れる中、朝日杯を勝ったけど当時はクラシックに出られず、でも有馬で最強の座に立ちました。
1997年 シルクジャスティス
クラシックから苦戦を強いられた不器用な追い込み馬だったけど、有馬記念で念願のG1制覇、最後の伸び脚は圧巻でした。
1996年 サクラローレル
混沌とした時代に現れたサクラの怪物、牝馬のファビュラスラフィンも強かったですね。
1995年 マヤノトップガン
田原成貴騎手と最高のコンビだったトップガン、阪神大賞典のナリタブライアンとの対決は歴代最高のレースのひとつです。
1994年 ナリタブライアン
ツインターボの大逃げ懐かしい、最後は女王ヒシアマゾンとの対決でしたがぶっちぎって圧巻のゴール。
1993年 トウカイテイオー
骨折から休養して1年ぶりのレースで奇跡の復活、めっちゃくちゃ強かった二冠馬です。
1992年 メジロパーマー
長いこと最強の逃げ馬だったメジロの逃げ馬、ゲームで乗ったことあるけど強かったです。笑
1991年 ダイユウサク
これはびっくりダイユウサク、穴馬といえば熊沢騎手のようなイメージも一気に定着、ダビスタで何回も戦いました。笑
1990年 オグリキャップ
地方競馬から中央に上がってきた伝説のオグリキャップ、地方では若かりし安藤勝己騎手が乗ってたのは知らなかったです。
1989年 イナリワン
なんでイナリワンなんていう名前をつけられるのか、すごいセンスと思いますが大レースで抜群の存在感だったようです。
1988年 オグリキャップ
オグリの中央G1初制覇は有馬記念で、鞍上は馬と話ができる岡部幸雄騎手、ダビスタで小田部が乗ってくれた時の安心感。。
1987年 メジロデュレン
メジロの強い馬といえばマックイーンとメジロデュレンみたいな話があったような、、これ以上は妄想すぎてここまで。
1986年 ダイナガリバー
ノーザンテーストが今でいうディープインパクトみたいなすごい種牡馬だったころのトップホースですね。
1985年 シンボリルドルフ
出走した16レース中13レースに勝った三冠馬で天皇賞春秋連覇、グランプリ制覇でグランドスラム全制覇したみたいな皇帝ですね。
1984年 シンボリルドルフ
3冠達成したらその年の有馬記念も勝つというジンクス通りの勝利、その後も無敵の強さを披露し続けたスーパーホースでした。
まとめ
何か気づきが得られるかと思って振り返ってはみましたが、強い馬が強いなという普通の感想でした。笑
万馬券も出るイメージがあったりなかったり、意外と人気の馬が1着ということが多いレースなのかな、そうでもないのか。
今年は主力級が順調な感じでないことと、勢いを増してきている馬や牝馬も強いのがいて、かなり混戦模様に見えます。
どの馬が勝つのか、個人的にはソダシちゃんを応援しようと思ってますが勝ち負けは関係なくです。